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「雪」(三好達治)
                        TOSS SANJO 田代勝巳
 
 「雪」(三好達治)を『授業の腕をみがく』(向山洋一・明治図書)P.113〜123をもとに、自分なりに組み立てた授業である。4年生対象に2時間扱いでおこなった。
第1時        

    雪   
             三好達治
 
 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
 
 
                  
指示1 今日は冬にぴったりの詩を勉強します。先生が黒板に書く詩をノートに写しなさい。 
 詩を板書する。作者名にはよみがなをふる。
指示2 書けた人から持ってきなさい。

正しく視写できているか確認する。(とくに句読点)
持ってきた子どもには詩を覚えているように言う。

指示3 全員起立。みんなで読みましょう。さん、はい。 
指示4 目を閉じて、さんはい。 
指示5 目を閉じて2回言えた人からすわりなさい。 
指示6 全員でもう一度、さんはい。 
指示7 この詩を読んで思ったこと、考えたこと、気がついたことをノートに書きなさい。 
 箇条書きで書いていく。
 
指示8 書いたことを発表してもらいます。指名無しです。
 話し合いの形にする。全員に発表させる。 
 
発問1 家は何軒あるのですか。何軒か書けたら、理由も書いてごらんなさい。 理由が書けた人から先生のところにもってらっしゃい。 
 課題は板書し(赤で囲み)、写させる。
 持ってきた子に、板書するように指示する。
 板書した子には、理由をさらに書いている。
 人数を確認し、少ない方から理由を発表する。そして討論へ。
 考えが多くでた場合は
・1軒
・2軒
・たくさん
で討論する
 
指示9 今日学習したことをノートにまとめなさい。 
 

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【参考資料】
(1)『授業の腕をみがく』(向山洋一・明治図書)P.113〜123
(2)『向山洋一年齢別実践記録集 第17巻』(向山洋一・明治図書)P.164〜166
(3)『教育技術の法則化9 誰でもできる詩文の授業』(向山洋一編集・明治図書)
  @佐々木俊幸氏の論文(P.40〜43)
 A石橋 卓氏の論文 (P.46〜49)
(4)『討論の技術』(石黒 修・明治図書)P.115〜133
(5)木村孝康氏のHPhttp://www.d2.dion.ne.jp/~kimura_t/sinozyugyou/yuki-2gyousi.PDF
(6)浅野 光氏のHPhttp://homepage1.nifty.com/pika-asano/ichi-yuki-tarou-s3.htm