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TOSS SANJO 第95回例会
                        2006.1.21(土)   14:00〜16:00  於 サンファーム三条
 
(参加者) 斉藤、近藤、高野(久)、捧、高原、川上、小林(能)、内田、三浦、本間、田代の11名

1 模擬授業
(1)三浦

(2)捧 6年社会「独立からオリンピックへ」教育出版 オールB
・すっと流れているが,ただ答えただけ。思考する場面がない。最後にキーワードを使って文章を書かせるなどが必要。
・4ページを見ての「わ・き・お」はきつい。資料のタイトルを読ませる,本文を読ませる,それから「わ・き・お」をやらせる。次に,「問題を上半分から出すよ」というように進める。ただ,6年生には丁寧すぎるかもしれない。
・キーワードの一つを「発展」にしたが,それでいいか。谷先生は問題提起の部分をキーワードの目安にしている。そうすると,「向上」も重要な言葉になる。
・最初の「わ・き・お」はいらない。次につながっていない。
・「わ・き・お」は一つの資料がよい。
・キーワードについては,子供が次に生かす方法を示すべき。小見出しや繰り返し出る言葉など。
・先生問題は,易から難へ。最後の問題が簡単すぎた。
・選んだ資料を○で囲ませるなど,数が分かりやすいようにする。
・爆発的に広がった電気製品をテレビ・冷蔵庫・洗濯機の三つに限定したが,資料の中には掃除機や,カラーテレビがあり混乱する。
・「発展したのは,何のおかげですか。」とい聞いてみてはどうか。討論の可能性。

(3)内田

(4)高野

(5)齋藤 食「日本の行事食 七草がゆ」評定 A3 B4
@七草がゆのことがよくわかった。
A「唐土の鳥」あたりからテンポが悪くなる。
B発問5は聞かず、ぱっと見せて進める。
C精進料理との関連はあるか。
D最初は簡単なので、いきなり斉読でよい。
E発問2の3択に「農民」を入れるとよい。
F前半をもっと削り、後半の「酵素」「栄養」に持って行く。
G調べ、奥行きをつけよ。

(6)田代 パロディーの授業
 @読む回数を確保する。教師の範読を入れる。
 A人=人□、主題は自然□□などの提示で答を確定する。
 Bパロディーのよさが伝わらない。途中からテンポが落ちて、沈んでしまう。
 C主題などを考えさせる必要はない。
 D「カニを悼む歌」と「君死にたまふことなかれ」の対比がない。

(7)小林(能) 「飲酒の害」 評定 オールB
@ 正常な肝臓とそうでない肝臓の画像を比較したとき、子どもに意見を言わせる。
A 最後のアルハラのところはそれまでの流れから離れていた。
B モンゴロイドは酒に弱いことを扱ってはどうか。
C スキルとして何をしないといけないのかを教えるべき。(例えばパッチテスト)
D 小4には難しい。高学年か中学生の授業だった。
E 脳の画像をもっときれいなものを探す。もしくは別の画像を加工する。
F 肝臓と脳を提示する順番を逆にしてもいいのではないか。

(8)川上

(9)近藤「この道(北原白秋)」 評定 オールB
@当たり前のことを聞いていて,授業としてのおもしろさがない。
A確定しないまま,検討しないまま進んでいく。はっきりするように組み立てること。
B「あかしあの花」「山査子」について,季節を特定できるよう,授業者がとらえておくこと。
Cはっきりしないうちに,先に「誰と」と聞いてしまわないこと。
D「誰と見たのですか。」「お母さまと見たものは何ですか。」などの発問も子どもたちにぶつけていくと,子どもたちは考えることができる。
E資料が横書きであったが,縦書きで提示するとよい。