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TOSS SANJO 第88回例会
                         2005.10.11(火)   18:00〜21:00  於 メッセピア
 
(参加者) 斉藤、高野(宏)、小林、捧、高橋、川上、山田(直)、高野(久)、内田、井上、田代の11名

1 模擬授業
(1)井上 「3年算数 わり算」 C4
 @教科書のコピーが実際の見開きと違う。(奇数ページが右側になっていない。)     
 A「どうしてわかったか」と聞くべきところを「どこに書いてあったか。」と聞いている。
 B15÷3と書いた後、図を書いているがわかりにくい。教科書の絵を使うとよい。
 Cほめられている感じがしない。
 D先行実践では、どうなっているのか。一部だけを持ってきてもロジックが違う。
 E「かける」の書き方が違う。@\A/ではなく、@/A\が正しい。

(2)齋藤 「日本人とごはん」
 @最初の「ごはんとおかずの相性」はよい。
 A主食ということを強く出さなくてもよい。
 Bごはんばなれといいながら、コンビニおにぎりや回るすしの繁盛ぶりがある。
 それをだしてはどうか。
 C最近は、米の消費は上がっているのではないか。
 D画像が小さかったり、一面に何枚もあったりして見づらい。
 E文化や行事とのつながりはださなくてよいのか。

(3)山田直美

(4)捧 算数2年「引き算の筆算」 B7 C2
 @絵は分かりやすかった。
 A15−8は10−8は2,2と5で7の方が子どもに優しい。
 B言い方のリズムが悪い。
 Cお金の所はサイトで見せた方がよい。
 D「105−8」があったことで,「105−78」は分かりやすかった。
 Eお金でやると,分かる子にはなるほど分かりやすいが,分からない子には分からない。次の筆算につながらず,よけい分からなくさせてしまう。
 F唱えることは必要か。問題を繰り返した方が分かるのではないか。
 G「5−8はできません」と言わせるのは必要。子どもは「8−5」とやってしまう。
 H「10を9にして10借りる」あたりから,分からなくなる。
 I「となりが0なので」はおかしい。「10の位は0なので」と言うべき。
 J「線を引く」は余計。言わない。
 Kすべて常体で言う。
 L「10の位から10借りる。10を9にする。」これを「10を9にして10借りる」と言うところで,分からなくなる。
 Mもっと言葉を短く,もっと確定させる。
 Nこのページ以前の唱え方から,ここでの唱え方を確定させる。

(5)高橋

(6)小林 社会「日本とパラオ共和国の国旗」 四分二十秒
 @指示の際「当てずつぱうでも良い」といふ言葉は不要。
 A明確な発問・指示を!文末は「でしょう」ではなく「でしょうか」に。
 B石燈篭のエピソードは未だ長い。削る。
 C温かい対応を。子供の発言を受止める言葉や態度をバリエーション豊かに。
 D指名されて答へられなかつた子供への対応も考へておく。
 Eパラオを支配した国々の説明が長い。もつともつと言葉を削る。
 F「パラオを嘗て支配した日本の国旗がモデルになつたのは何故か」の問ひに正対する答へを確定する。
 G「恵み豊かな海」の説明時,「海」とは無関係の画像が有つた。
 H映像資料等が思考の根拠が示されてゐて答へが明らかな場合,
  二択問題とせず答へを皆で一緒に言はせた方が良い。
 I列指名の技術(マイク技)を使ふ。子供に発言させながら黒板の方へ戻る等。
 Jどの発問で何人に発言させるかを綿密に考へ確定しておく。
 K十五秒の掴みは良い。主発問迄テンポ良く進み,胸にストンと落ちた。


(7)田代
 @発問をぬかしている。
 A画像の出す順番がちがった。
 B説明1を再考する
 C「時間的移動」という言葉をわかりやすく変える