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TOSS SANJO 第77回例会
                         2005.4.30(土)   13:00〜16:00  於 メッセピア
 
(参加者) 斉藤、高野(宏)、近藤、小林、捧、高野(久)、山田(直)、山田(博)、中澤、高橋(多)、田代の11名。
       
1 模擬授業
(1)近藤  TOSSデー「朝の時間」
@一時間目に食い込まないということの大前提はよいが,限られた時間にこれだけはという内容も示すとよい。
A前日におもしろい課題を出し,次の日に問うのも子どもたちの興味をひく。
B健康観察やその他,具体的に講座で少し出し,他は資料でも示すとよい。
C朝,しなければならない連絡だけにしぼることも示す。朝の時間にあまりにも多くの連絡を子どもたちにしている現実を改めていくような働きかけをするとよい。朝の時間に連絡していく必要のこと,あとでよいものとに分ける。子どもにわかりやすく連絡をしていく。
D時間表の変更はしないことが鉄則であることも説明するとよい。(しばしば時間表を次々変更して,長々連絡をしている教師もいる。)

(2)高野宏子   TOSSデー「漢字スキル」 12分42秒
@漢字文化は最後に、習った漢字で触れる。レポートに盛り込む。
A漢字表の一人書きのあと、確認を忘れた。いろいろな方法での確認が必要であることを入れる。
B漢字表の音読み以下は読まない。できるだけ手をかけない
Cテスト練習ページ、読みかなを書かせ忘れた。
Dテストのあとの説明を端的にする。
 名簿順に点数を発表させる、できた子はシール、間違った子は裏に練習 百点の子もシールを貼り終わったら苦手な漢字の練習 
E漢字スキルは漢字の「学び方を学ぶ」ものである。ユースウエアのよさをはじめに持ってくる。
 ・指書きのたいせつさ(書くことと覚えることをわける。脳科学からの証明)
 ・授業中に教える、使うという原則
 ・書き順を声に出すことのよさ(まちがいの発見がしやすい。脳科学からの証明)
そのことで、現在漢字スキルを採択していない人にも有用な情報となる。
F時間内で説明しきれない部分がある.QAにしてレポートにする。

  TOSSデー「掃除ができる子を育てる」 6分13秒
@裏技にいくつか入れる。(ほうきの持ち手の方向、粉の落ちない黒板の消し方、雑巾の広げ方・・)
Aポイント4 をポイント3にする。(交代は一ヶ月以上をけずる)
Bはく・ふく・はこぶ のはき方向が図ではよくわからない。 実際の写真を画像にして説明する。

(3)齋藤 食育「和食の大切さ」
@「肉をたくさん食べると・・・」という発問なのに、画像に「野菜嫌いな人の腸」とあるのは、どうか。
 →後半への伏線でもある。 が、違和感のないようにしなければならない。
A「食べ物は、血になり、肉になる。」という表現が食べ物としての肉と混同する。
 →「肉になる」という表現をとる。
B「和食」というキーワードの出し方も違和感の ないようにする。

(4)山田(博) TossDay百人一首
@向山先生は覚えさせるために、上の句を3回読んでいる。そこで「取れる人は、取っていいんですよ」と促し、取った子を誉めている。
A「取れる子が取れるように」→「覚えた子が取れるように」
Bリーグについても触れる。
 算数
@今回の流し方は、すっと入った。
A式を書く際のフォーマットを確定すること。
B□2も扱うこと。

(5)高野(久) 理科の実験
単1電池では電流量が多すぎるため単三電池に変える。
第6講座 給食の時間

(6)山田(直) 給食指導
@授業の原則10か条から入るのは、硬い。必要なポイントを紹介する形でよい。
A画像(当番表、もりつけなど)を入れてわかりやすいものをつくる。
B当日は、現状を会場から聞きながら、それに対して、なぜこのようなやり方をするのか
 (汁の盛り付けを教師がする、おかわりのやり方)を説明する形が良い。
 ⇒時間確保、弱肉強食の世界の破壊
C参考になるサイトもある(高橋佳子先生のサイト)も見るように。
D小事典シリーズも参考になる。