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第676回 TOSS SANJO例会

 
【 参 加 】井上、熊倉、佐野、田中、田代
1 模擬授業
(1)佐野 4年国語 「学校についてしょうかいすることを考えよう」(話し合う)
①ねらい2つ テストの力をつける 実践的な力をつける
②悪い話し合いか、良い話し合いか?
③悪い話し合いの理由、よい話し合いの理由
悪い話し合いの例なのか、よい話し合いの例なのかを聞く旨を伝えてから、読ませていく。良いか悪いかどうかも分からない様子なら、分からない人?も入れて、発問を回収する。できる子だけの発言にならないよう。指名のバリエーションをつける。

(2)井上 1年算数 たしざん(9+4)
①挿し絵を使う。挿し絵から、「ブロックに変身」などの言葉を使って、式につなげる。
②アルゴリズムは、
9+4の計算
9はあと1で10
4を1と3に分ける
9と1で10
10と3で13です
のようなシンプルなものがよい。
教科書で教えながら、少しずつシンプルにしていく。

(3)熊倉 6年国語 熟語 
③上の漢字が下の漢字を修飾する(例、青空、黒板、美人)と④「〜を」「〜に」に当たる意味の漢字が下にくる組み合わせ(例、登山、投球)がやや難しい。
③は上にくる漢字は形容詞である。美しい、大きい、黒い、青い、これらに続く1文字を作らせると、理解もしやすい。
④は上にくる漢字が動詞である。同様に下の1文字を組み合わせると分かりやすい。
こうした理解の上で、その後、自由に考えさせ黒板に列挙させていく。
大事なことは、分からない、鉛筆が動かない時間を作らないことである。

(4)田代 4年国語 詩「ふしぎ」
①詩なら詩の学習方法で進める
②音読 題名 作者名 連
③表現技法
 リフレイン 倒置法 比喩 擬人法 体言止め
④学習のものさし
 設定 話者 視点
 連を分ける
 ひらがな 漢字の表記
 対比 色
⑤何が言いたいのか
 何に感動したのか あるいは人生について何を言いたいのか

5 田中 東京書籍小学5年 北原白秋「風のあと」
光村図書中学1年 まど・みちお「さくらの はなびら」

①詩にも積み重なる読み方のコードがある。
連、視点、色、技法など。
年間で積み重ねるという視点を持って指導する。

②詩のテーマは大きく
①情景の美しさ ②生き方

③上記のことが倒置法や対比の表現を通して書かれていることがある。
表現技法(上記の作品なら対比など)を問うてそこに迫る。