もどる

第650回 TOSS SANJO例会

 
【 参 加 】三浦、井上、熊倉、田中、塩谷、佐野、山田、田代
1 模擬授業
(1)田代 6年算数 データの活用
①中央値の考え方。
 前後何人いるかで確認する。
②最頻値
 「頻」の意味を教える 頻繁 頻度など

(2)井上6年国語 「『鳥獣戯画』を読む」
①先週の例会で教わった、すらすら読めること/写せること/抜き書きできること/をねらいとして、初めの4行と題名に絞って、一字読解の授業をした。
②質問、答えを確定する。→「蛙と兎は何をしていますか。」(相撲)
③答えは「ひらがな◯字」と絞ると子どもが探しやすく、教科書を読むようになる。
④「かわず掛け」は、誰が誰に掛けていますか?、は、楽しくやるところ。子どもと楽しくやり取りする。
⑤鳥獣戯画を一文字ずつ意味を調べさせる。「戯」の意味を聞く。→「マンガなんだなあ。」
⑥書き出しの工夫は五つでは多い。一字読解では扱わず、授業する。

(3)三浦 1年 国語「ことばを 見つけよう」
① 生き物は 「~ある。
  ものは  「~いる。」
と、子どもに教えたが、「のおとの中には、音がある。」と見つけた方がいた。
「音」は、ものではないので、
「生き物」と「生き物以外」と確定する。
② 先生が、「かばんの中には、かばがある。」
 などど、わざと間違えることで、
 子ども達に気が付かせていく。

(4)熊倉

(5)佐野1年算数 くらべてみよう ながさくらべ
文節ごとに話をとめる。
目線を合わせながらとにかく先生が間違える。楽しかった。
端をそろえる→端そろえたよ。こういうこと?
伸ばす→のばしたよ。
長さの実践を探してみます。

(6)田中

2 レポート
山田 合唱祭、教頭の役割


【例会報告 熊倉氏より】
1 田代先生 6年算数 データの活用
 ①1月の単元だという。超高速。無駄を省くとここまでの進度になるのか!
 ②例を示して中央値を教える。その後は作業しながら理解させる。
 ③ドットプロット。紙媒体の教科書にかきこませる方が素早くできる。

2 井上先生 6年国語 鳥獣戯画を読む
 ①初めの一段落4行を一字読解で行う授業。
 ②文字数や答え方を示し、カチッと答えがはまる喜びを味わわせる。
 ③「返し技は誰が仕掛けたか」は思考を促す発問。

3 山田先生 中学校 コロナ禍の中での2校による合同合唱祭 教頭の仕事 
 ① 教頭先生の仕事の一つは「調整者」。
 ② 校長の意を汲み取り実現させるまでの過程を知れた。
 ③ お便りの文書は8段落で構成され、ロジカルに組み立てられていた。

4 三浦先生 1年国語 言葉をみつけよう
 ① 言葉を見つける、「ある」「いる」の使い方の区別、問題を作るという熱中する組み立ての授業だった。
 ② 「ある」「いる」の区別の仕方は、教師の誤用例を示し気づかせる。生き物と生き物以外。
 ③ CP上で問題を上げさせるのもよいが、黒板に問題を書かせる方が教室の熱が上がりそうである。

5 佐野先生 1年算数 長さ比べ
 ① 教師がわざと間違えるという技術を使い、様々な長さの比べ方に気づかせていく。
 ② 十字にした2つを比べる実践が非常に楽しくできる。
   https://land.toss-online.com/lesson/CRpNSxahAuU5OQuqLU9h

6 熊倉 4年国語 教科書手引きにある200文字の要約の仕方