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TOSS SANJO 第63回例会
                         2004.9. 3(金)   18:30〜21:00  於 メッセピア
 
(参加者) 斉藤、高野(宏)、近藤、小林、川上(和)、山田(博)、河野、田代の8名

(1)高野(宏) 漢字文化


(2)小林 社会 「満洲国」 評定  A0 B6 C0
@時間オーバー4分。組立を再考し言葉を削る。
A語りの授業。何かお話を聴いて終はつたと言ふ感じ。社会科の授業ではない。
B資料の提示は膨大だつたが,資料同士の比較が無い。内部情報の蓄積も無い。
C予想で答へる問ひばかり。資料を比較をして問ふ場面等も有つた方が良い。
D「膨大な予算を注ぎ込んだ」と言はれてもピンと来ない。 「当時の日本の国家予算の何割位だつたでせう」と具体的に問ふ方が良い。
E満洲の豊かさを実感させるために,当時の日本の生活と比べさせても良い。
F「どんな事が出来てゐれば豊かな国と言へますか」と問うた後,当時の満洲のインフラ整備や様々な施設の事例を紹介すると良い。如何に満洲が豊かだつたか想像し易い。←満洲にかけた日本のエネルギーを実感させたい。
G子供の発言や思考の中から日本人の気概に関する思ひが出るやうにしたい。
H「満洲」の位置付けが弱い。満洲とは何か。位置付けの説明が必要。
I「植民地政策」の定義が弱い。端的な例で示す等具体的な説明が欲しい。
J「満洲の地が日本にとつて如何に重要であつたか」「ロシアは如何に脅威であつたか」等は子供の発言から出るやうにしたい。
K満洲はどんな所だつたのか。多民族が混在し不安定な社会だつたから統一して行きませうと言ふ動きが有つた。これをクローズアップさせたい。
L「鉄道を敷く事」と「日本の防衛」が結付きにくく違和感があつた。鉄道については授業後半で触れても良い。
M「日本は植民地にされないためにどうしましたか」と言ふ発問は不要。
N当時の地図を見せ「ロシアの浸出を防ぐために,あなたならどうする」と問ふても良い。
O満洲が13年の寿命だつた理由を問はれたが13年の間に何か有つて不安定だつたのか,それとも13年間安定してゐたのに寿命が来たのか,分からなくなつてしまつた。
P前回の授業より言葉が易しくなり,良かつた。

(3)近藤滋子 夢をもって仕事をやりぬく(道徳) 評定 A1 B5 C1
@テンポがよくない。
A「おまけを見直したい」と言われても,子どもはわからない。ズンゾさんの考えるおまけの前がないとどう変えていこうとしたかわからないままである。
B発問1にいくまでの説明が多すぎる。
C導入を工夫する。惹きつける導入にしていくこと。
D「3000種類のおまけを何人で考えたのでしょう。」と問い,「ズンゾ
さんが一人で」につなげていく。
E導入で,人を出すのは,授業の入り方としては弱い。
Fズンゾさんのポリシーは,早く出さずに,後段にもっていく。
G「おまけ」に価値を与えた人として,子どもたちに伝えることができ
るよう,組み立てを考えていくこと。

(4)齋藤一子 食育 「魚パワー」評定  B7
@「食べ過ぎるとどうなるか」と2回聞くのは、変化がない。
A7の説明がむずかしい。魚は低温の水に住むから、というよそで聞いた説明がすっとわかる。
B肉の脂も分解するというのは、初めて聞いて驚いた。もっと際だたせるべき。
Cたっぷりとある油脂とは、どれほどか。同じ言葉で問うより、画像で効果的に示すとよい。
D前回はすっと流れた。今回スライドショウがとぎれたので、わかりづらかった。
EEPA(IPA)1gとは、どれくらいか、実感がうすい。

(5)田代勝巳 詩の授業 A4B3
@範読の時にスクリーンに詩があったほうがいい。
A季節はいつか問う発問はいらない。
B話者の見えを問うてもよい。
C主発問の吟味が必要。
D次々と出てくる発問で考えざるを得ない状況になった。