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第626回 TOSS SANJO例会

 
【 参 加 】 三浦、井上、熊倉、田中、佐藤、田代  
1 模擬授業
(1)熊倉 
 教え方講座「増えてほしい行動がどんどん増える指導のこつ」検討
時間を守る、椅子入れ、挨拶などを例に模擬講座を行った。
 
①シンプルな上にもシンプルに

趣意説明 体感 予告 評価 価値づけの5つの概念で組み立てたが、多過ぎて伝わらない。3つの柱にする。

②〜の場合には、〜が有効。
趣意説明の効果が大きいもの、体感の効果が大きいものなど私の実践の手応えと共に伝えられるとよい。
③短いスパンで評価する という概念をどこかに入れる。
自分は実践できても伝えられなければ意味はない。
 作り直す。


(2)田代 教え方講座
①シンプルにする。
②汎化可能なものにする。
③「統率」という用語を使わない。

(3)井上 大造じいさんとガン 図読法
①図を使って関係を表すのは有効である。
②前書きよりも本文に入ってから使うとよい。
③例えば大造じいさんと残雪など、
   2者の関係を図で表すと分かりやすいのではないか。

(4)三浦 オンライン検定 酒井式

(5)田中 5年社会 環境

(6)佐藤 1/2成人式


【熊倉氏 例会報告】
1 田代先生  「黄金の3日間講座」
  キーワードがすっすっと入ってくる。
 ① 立ち戻るから指針になる。
   この田代先生の言葉を暗記した。
 ② 1スライドの文字数が極めて少ない。
 ③ 無駄な言葉がない。語尾まではっきりしている。
  田代先生の講座を体感し、自己の課題がくっきりした。

2 井上 5年 国語「大造じいさんとがん」
  前書きの図読の授業
  ① 初めて扱うのであれば趣意説明から行う。
  ② ワークシートがあるとよい。
  ② 図読によって、要約に繋げたりクライマックスの場面が見えてくる。
  佐藤先生が椿原先生の講座を受けて、ごんぎつねで実践した時の授業の様子を話してくれた。
  矢印によってすれ違いが明確になる。
  不勉強であったが、図読の授業の中身が少し見えてきた。

3 三浦 オンライン授業検定の授業
  先日、zoomで授業を受けさせていただいたものから、
  細部への改良が加えられていた。
  田代先生から3分に収めるタイムラグを最小限にするための微細技術について話があった。
  三浦先生の弛むとのない教師修行の姿に刺激を受ける。
  私も手を挙げなければ。

4 田中先生 5年 社会「きれいな環境を、次の世代のために」
  ① 取組の列挙、質問、分類、比較の授業展開は他の授業で汎化できる。
  ② 分類の視点は「一人でできる」「組織でできる」
  ③ 環境問題は難しい。
    良かれと思われていることでも、実際はそうでないこともある。
    教師はそのことを踏まえて授業の重みを考える。