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TOSS SANJO 第48回例会
                         2003.11. 15(土)   14:00〜17:00  於 三条市中央公民館
 
(参加者) 斉藤、高野(宏)、近藤、小林、高野(久)、川上、山田(博)、河野、田代、遠藤先生、堀越先生の11名。
 

(1)近藤 国語 「辞書の大切さを知ろう」 B4 C3
 @何を勉強しているのかわからなかった。
 A作業指示がはっきりしなかった。考えるために何をするのかという指 示をはっきりと。
 B脈絡のないものを次々提示し,聞いていた。つながりのない展開である。
 C「文化」と「文明」は,辞書を引かせること。そして,具体例をあげ ること。そうでないと子供は「文化」と「文明」は何のことかわからな い。
 D易から難,または,最初難を提示し,ステップを踏み,易へいくなど 考えていくとよい。

(2)斉藤 算数「分数÷分数の計算 第1時」6年学図下P15〜 評定 B8
 @助走問題のテンポが悪くまだるっこしい。
 Aテンポの悪さの原因・・・助走問題を範読、斉読させている。
 Bテンポの悪さの原因・・・「できた人?」と聞いてしまった。不要。
 Cテンポの悪さの原因・・・作業指示をどれにするかで迷いがあった。
 Dテンポの悪さの原因・・・書き方のチェックなどにしつこさがあった。
 Eテンポの悪さの原因・・・誤答への対応が遅い。さらっと流せなかった。
 F助走問題をPPで提示すると、画面の切り替わりで思考が切れる。「数字がかわっただけ」という意識を作れなかった。
 Gわられる数とわる数を色分けしたのはよかった。
 H教科書P15の上の図を扱うべきである。
 I「図の2/5のところを」という指示がわかりづらかった。

(3)田代 算数「分数÷分数の計算 第1時」6年学図下P15〜 評定 B8
 @助走問題は板書した方がよかった。
 APPで問題を次々にだすと、前の問題との比較ができない。
 B(式)まで、きちんと子どもに言わせる。
 C式で=を言ってしまったら、間違いであることをきちんと指摘する。
 D「さんはい」で声がそろわない。教師の言わせ方が悪い。どこから言うのかを指示する。

(4)高野(久) 4年算数「小数のたし算」
 @助走はいらない。逆にあった方がいい。
 A1デシリットルますに10個分とか書くところから分からなくなった。
 B1デシリットルますのところは,2こと1こで3こで流した方がわかりやすい。
 C0.1が何個分が基本なのだから,最後までそれで流した方がいい。
 D概念を教える上でも,0.1が基本であることを押さえるべきだ。

(5)河野 中数 「1次方程式の解き方」 B6 C4
 @始めの問題の後、教科書を読んで基本を押さえる。
 A教科書で授業のポイント「移項とは=をはさんで符号が変わること」を押さえる。
 Bキャラクターを押さえる。大事な言葉を言っている。
 Cテンポのみを重視し、作業指示の確認が足りない。
 D前半はテンポ良く流れた。
 E指導案をじっと見過ぎる。そのため確認がおろそかになる。リズム・テンポがない。
 F指導案より生徒の反応を重視する。自分の都合で授業している。生徒の反応に全く対応していない。

(6)川上 国語「作文ワーク」 「 」・句点の使い方 > 評定 B3 C5
  @村野先生のワークの追試
  A作成された頃と事情がかわってきている。(グレーゾンの子らへの対応を入れること)
  Bワークが小さすぎる 「 」の位置と句点の位置がまちがっている→作り直す  
  Cワークには点線を入れて、1マスが4つにしきられるようにする。
  D「 」をいれる4つの部屋番号は、書かせたあと挙手をさせる。(全員に聞 く)(局面の限定)
  E先着3名はいらない 隣との確認でよい  
  F後の指示のないものは持ってこさせない
 Gステップをふむこと  
  Hグレーゾンの子らのために薄く「 」を書いておくと良い

(7)遠藤

(8)高野(宏)算数 「少数の引き算」  B10
 @図の処理。定規なのでしっかりと示す。
 A残りは何リットルかと聞くときに、1リットルを落とさないよう教師が説明する。
 B本を押さえながら、板書を見せていた。見るのか、書くのかはっきり指示する。
 C「教科書に書いてあるものね。」でなく、「教科書にあるのをよく見つけたね。」 とほめる。子どもがうれしいほめ方をする。
 D練習問題をするときは「筆算でしなさい」と指示する。横式で書く子がいる。
 E小数点はもっとはっきりと板書する。
 F小数点のおろしは、赤矢印にする。
 G0.7−0.3の問題はとりたててやらず、早い子に板書させて不安な子に確認さ せる。

(9)山田(博)道徳「ブラッドレーの請求書」 A3 B7  
 @家庭事情等もあるので、扱いにくい題材である。  
 A最後の部分。語りよりも資料を読んだ方が良い。  
 B請求書のドルの部分は、初めから円に直したものを表記した方が良い。  
 C請求書がパワーポイントでサッと提示されてしまったが、やはり読み物で子どもに言った方が良いのでは。  
 Dお母さんから0ドルの請求書をもらったブラッドレーはどうなりましたかという発問があると良い。