もどる

TOSS SANJO 第41回例会
                         2003.9. 8(月)   18:00〜21:00  於 三条市中央公民館
 
(参加者) 斉藤、高野(宏)、近藤、小林、捧、高野(久)、川上、河野、藍澤先生(TOSSいなほ)、田代の10名。
(1)田代 B7
 @主発問からの補助発問の意図が不明。
 A発問が多い。
 B向山型ではない。
 C主発問につながるような補助発問で構成し直す。
 D「日」が何なのかの検討が必要。
  (日に当たるのか。日が当たるのか。)
 E落ち方を問うことに意味があるのか。また映像によって、答えが限定されてしまう。
 F「絵にあらわす」という拡散的な方法もある。そこから主発問につなげる。
 G映像の適・不適を検討して、選んでいく必要がある。

(2)小林 評定:A3 B5 C0
 @テーマは「検閲」である。「検閲」と関係が薄いものは極力カット。子供が思考し易いやう。“シンプル”を心掛ける。
  a. ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの説明削除  
  b. 江藤淳氏の紹介削除 
 A説明の言葉は極力短くし,説明箇所をぎりぎりまで削る。
 B「検閲」といふ言葉を早目に提示し説明する。寄り道しない。
 C「大規模な検閲があつたのは戦前か戦後か」の問ひでは思考を促さない。「このやうな検閲が日本で行はれた時代がありました。いつですか。」と問ふ。
 D内部情報の蓄積を図る。(GHQ,占領,検閲,等)   

(3)高野久

(4)河野

(5)川上

(6)近藤 A3 B5 転んでいる人がいたら、助け起こす(道徳)
 @発問して、子供がこたえても曖昧なまま、解を示さないのはよくな い。
 A画像と一緒に文字を入れないこと。 情報が多くなりすぎる。提示する画像、情報を精選すること。
 B今現在の村上さんを示すためには、前半を軽くして思い切って削ぎ落 とすこと。
 C「日本からものを持ち込まない。」に対しての、「ものでないとする と何。」と問いかけ、考えさせる場面が必要である。
 D授業を終わったあと、「村上さんはすごいなあ。」で終わるのではな く、自分がこれからどうしようかと思いを馳せるような、自分の   今を子供たちが振り返るような授業に組み立てること。
 E情報が多すぎ、子供たちが問いに対し、答えきれないところが多くある。組み立てを再考すべし。
 Fこれは大切だと思うところは、書く活動をいれて、子供に考えさせること。
 G「村上さんです。」と出してしまわずに、最貧国という厳しい状況の 中ににどんな人が行ったかを子供に考えさせること。

(7)高野宏 評定:A1 B6
 @組み立てはよくなった、以前のほうがよい 賛否両論。(でも、これでいきます)
 A語り方にめりはりと感情を込める。明るくさわやかに言い過ぎない。場面に応じて語り口調を変える。
 B絶滅要因をいちいち誰のせいかと聞くのは誘導尋問だ。しかられているみたい だ。削る。
  (と、意見をいただいたのですが、実際の相手は子どもと考えると、しっかり認識 させる場面。悩んでいます。)
 C発問を短い言葉にする。 
 D説明と発問の間を意識する。ききのがしてしまう。
 E画像処理をもっと美しくする。
 F発問4はいらない。すぐ5へいく。
 G発問5が悪い。意味がわからない。画面を利用しひとめでわかる発問に吟味する。
 H早口である。ゆっくりと。
 I絶滅危惧種を画像で出すとよい。