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TOSS SANJO 第36回例会
                                              2003.5.16(金)   18:00〜21:00  於 三条市中央公民館
 
(参加者) 齋藤、小林、高原、高橋、高野(久)、川上、藤崎、竹中、田代。松野先生より来ていただく。また、新しく河野先生、阿部先生、本間先生がサークルに加入。計13名の参加。
      
T 模擬授業
(1)田代 国語「短歌」 評定A4
 @PCの映像によってイメージをはっきりともつことができた。
 A子供によって、さまざまな解釈をする子がいる。その子にどう対応するか。田代の場合「それは不自然でしょ」といって切り返す。

(2)斎藤 国語「ないないづくし」 http://www3.ocn.ne.jp/~saitou/nainaizukusi.htm 評定 A2 B2
 @初めはテンポよかったが、仲間わけのところで説明が多くなりだれた。
 A子どもの仲間わけの考えを教師が曲げている。
 B仲間わけをさせ、それを説明させてはならない。教師がやるところ。 「『○○ない』と同じ仲間の言葉はどれですか。」というように類似を見つけさせていく。

(3)高原 音楽「きらきら星」(TOSS音楽セミナー真鍋なな子氏の追試) 評定 B4
 @追い込んでいく感じがした。優しくない。 1年生の歌であっても、歌詞を提示したほうがよい。(斎藤)
 A「ら」をしっかり歌いましょうより、はっきり歌いましょうとしたほうがよい。(斎藤)
 B一人一人よく見ているのはいいが、厳しい感じがした。優しい雰囲気が出るように。(田代)
 Cほめ言葉はよかった。(小林)

(4)小林 社会『日本の占領』 評定 A0 B6
 @資料が難しい。子供向けに加工が必要である。
 A資料の量が多い。厳選してすつきりさせる必要がある。
 B子供にとつて身近な資料を提示する必要がある。
 C「焼跡の菜園雨に打たれ居り」の句が発行禁止となつた例は良い。分かり易い。
  このやうな例をもつと多く提示する必要がある。
 D発問があつても指示がなく確認もなかつた。子供の思考を促さず,後に残らない授業である。学習を成立させるためには,明確な指示と作業の確認が不可欠である。
 E授業の始めと終りで子供の認識の変化が明確になるやうに授業を組立てた方が良い。 そのための中心発問を吟味する必要がある。
 F「検閲」についての知識が子供にはない。「検閲」は良くない事だといふ意識付けが必要である。「自分が書いた手紙を,ポストに出す前に他の人に見られて,そんな手紙を出すなと言はれたらどんな気持ちになりますか」
 G今現在は「検閲」がないといふ事を知らせる必要がある。現在の事実も押さへておく。
 H占領軍の「検閲対象一覧」を示す前に,「どんなことが検閲されたと思ひますか」と問ひ,子供に考へさせると良い。表現メディア全般に渡つてゐることに子供は驚く。
 I 「焼跡の菜園雨に打たれ居り」が発行禁止となつた理由を問ふと良い。 「この句がどうして発行禁止となるのですか」 問ふた後は,発行禁止となつた理由をはつきりと示す。


(5)高野(久)

(6)藤崎4年 算数「わり算」1時間目 評定
@十の位にA、一の位にB とかき、「商はどちらに立てますか?」と問う。 もう一問やり方を確かめながらやってから、基本形を言わせる。(斎藤)
A代案 教科書の問題文を読んでいく。 教科書の□に書き込ませる。  「その隣に、答えをかいてごらんなさい」(高野久)
B筆算のやり方、藤崎のやったとおりでよい。 教科書の内容に触れなくともよい。(田代)
C 藤崎のやり方は揺れている。補助計算をやるのなら、 48÷6のところからやるべき。(松野先生)

(7)河野 中学数学