もどる

TOSS SANJO 第31回例会
                                              2003.2.8(土)   14:00〜17:00  於 三条市中央公民館
 
(参加者) 齋藤、近藤、小林、高橋、山田(直)、高原、捧、藤崎、長谷川、田代の10名
      
T 模擬授業
(1)藤崎 「あかねこ漢字スキル最初の(左ページの)指導」
 評定:全員B
 @空白が多い。実際の授業ではもっと出る。それに対する対応がない。 ・「2段終わったら持っていらっしゃい。」→1段で持って来させる。 (ノートの持ってこさせ方はいろいろある。慣れ具合など実態に合わせて) ・まるつけまで終わった子に対して →指示「漢字ノートに読みを書いて、テスト練習をしていなさい。」
 A問題番号を指で押さえさせて確認していた。→必要ない。声が合わない。
 B指書きのとき、声を出していない子がいる。→チェックして出すまで声かける。
 C指書きの速さ→もっと速く。慣れてきたらさらに速く。(ゆっくりだとごまかす子が出る)
 D指書きは、最初に全員で一緒にやるとよい。(右ページでやっていない漢字、新出でない、以前に学習した漢字は筆順を忘れている。子供だけでやるといい加減になる)
 E念のため確認のとき、机に指書きさせるのか空書きさせるのか。→空書きさせる。(書けているか確認する)書けていない子がいたら、「男の子だけで」「この列だけで」「○班もう一度」
 F隣同士で確認をするとき、空書きでなく机に指書きをさせる。(軌跡として残りやすいから。)
 G持ってこさせてチェックするとき、評定はABCより、合否がよい。
 Hなぜ、時間制限が15分なのか。 →「6分終わりました。なぞり書きが終わっていない人は写し書きをしなさい。あと3分です。一人書きに入っていますか。」

(2)斎藤 国語「つけたしことば」
評定A4B3
 @最後の付け足し言葉をつくる、というのが難しい。 「あいうえおのうた」の音読から作るまでのステップをもっと刻む。
 A作った言葉への評定があるのはよいが、細かすぎる。学年で基準を変える。
 B評定され、意欲が湧く。
 C 「いろはうた」の音読は表記されたまま読むでよい。けふ→きょう、ゑひ→えい、清音はそのまま。
 D 「いろはうた」の説明や漢字交じり文の提示は、不要ではないか。
 E 前半、視線が下がる。

(3)近藤 道徳「愛犬の命を見つめて 二人五脚で毎日を生きる」
 @耳からの情報しかないので、新聞記事を使うなり、写真を使うなりした方がよい。
 A馬の安楽死はわかったが、チャンプについての安楽死を問うことをさらに吟味すべき。
 B犬「チャンプ」からすると果たしてこのような生き方は幸せだったかどうかという視点がほしい。
 C新聞記事から、授業者自身の解釈ですすめたが、授業として何を伝えていくかを練る必要がある。
 D飼い主三浦さん側の行動や願い、思いは出ているが、「チャンプ」が三浦さんの行動によりどうなったかが殆どでていないので、最後の「三浦さんがチャンプに教えられたこと」についての問いは答えにくい。
 E排泄、運動にしても、犬のことだけでおっていくので、他のものを出し、そこから「犬は・・・」と考えさせていくような手立てを一つ入れるととよい。
 F写真資料を討論をさせることもできる。
 G孤独に生きる老人とチャンプを対比させての討論も考えられる。

(4)田代

(5)小林

(6)長谷川 算数 円の面積 評定 B5 C3
 @指示が安定していない。式を書くのか、計算をするのか、答を書くのかなどがはっきりしない。指示したことと、板書、ノートとが違っていた。それぞれのノートに書いてあることが異ってしまう。(「計算をする」という指示で、式、補助計算、答の3つを要求している) ○ノートに書く、式、補助計算、答の3セットを指示する
 A子どもが「どうですか?」と聞くのは必要ない。○子どもの発表の後、教師が丸をつける。
 B円の4分の一の面積を求めているという意識が薄れてしまう。○4分の一を求めているとわかるような、板書が必要。
 C色の濃いところ薄いところを別々に計算するとよい。○色の濃いところが教師が進める。薄いところは同じやり方でやらせる。
 D削る。○言葉:「?してください」→「?しなさい」  板書:「!円の面積の求め方や…」→必要ない。赤鉛筆で塗る→教科書を見れば色の違いがわかるから必要ない
 E徹底する。○ノート:書き方がばらばらになってしまう→式、補助計算、答の書き方の確認。 指示:指示したこと、板書やノート全員読み:そろってなかったら、そろうまで何回もやり直しさせる。10cm:「じゅっセンチメートル」→「じっセンチメートル」

(7)高原 いつでもどこでもだれにでもできるたのしい音楽「ぶんぶんぶん」(日本教育技術方法体系第2巻 明石真吾氏の追試)「言葉のアンサンブル」(音を楽しむ音楽のたび ヨイサの会著 P76の追試)
     評定B7C1
 @斉藤先生、藤崎先生より「ぶんぶんぶん」は、はじめだけでいいので伴奏が必要。コードだけでもほしい。(元実践は、はじめオルガン伴奏があった。高原が勝手に抜かした。)
 A斉藤先生より 「ぶんぶんぶん」を身体表現する際、最後にスローテンポを取り上げたのはよかった。あれで、めちゃめちゃだったのが、修正できる。
 B斉藤先生、長谷川先生より「言葉のアンサンブル」はただやらされているだけだった。ポイントがあるとよい。例えば、ザップーンのザを強調させたり、「ぶりぶりシュー」を高音で言わせたりが考えられる。
 C山田直美先生より 「言葉のアンサンブル」で自分がどうなっているのか知りたい。つまり、ききたい。
 D長谷川先生より(山田直美先生の発言を受けて)音の重なりを視覚的イメージできるようにプレゼンテーションすればよい。例えば、第2回TOSS音楽セミナー模擬授業「かごめハモネプ」のようなもの。
 E 長谷川先生より 「言葉のアンサンブル」のあの指揮では、ストップできない。もう片手で残りの回数を提示する方法がある。 ただし、指揮は指揮者と子どもが分かればいいという面もある。     

(8)高橋

U レポート検討
(1)山田(直)
(2)斎藤
 「子どもが熱中する作文スキル」指導法と実施結果、栄養士さんの研修会での授業報告
(3)近藤レポート
 ・修業通信
 ・学級通信

(4)田代