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TOSS SANJO 第3回例会
                                                       2001.3.19(月)   18:30〜       於 海茶屋
 
 かぜのため高野先生、高橋先生が欠席となる。しかし、うれしいことに2名の方が例会に参加してくださった。昆先生、山口先生のお二人である。この勢いを大切にしたい。現在9名?となる。

1 レポート検討
(1)田代
「ゆうひのてがみ」(教育出版4年下 詩)を授業した。詳しくはHP参照(http://www1.ocn.ne.jp/~tashiro/yuuhinotegami.html)
指名なし発表(討論)ができていない。そして子どもの発言の声が小さい。できたつもりでいた自分がなさけない。自分でテープを録音して、初めて気がついたことである。
まずは研究授業、それがだめならテープで録音して修業する。

(2)齋藤 
◆ 音読指導
持っていった「海の命」冒頭の文を使い、みなさんに生徒になってもらってやってみた。読みに対して、評価をしていった。もたつく。伴先生の毅然とした歯切れ良い声が、いかにすごいものかわかる。

◆ 指名なし朗読のポイントのレポートを続けてやった。これも、みなさんにやっていただく。せまい部屋の中で、6人が次々に立って読む。ちょうど少人数での指名なし朗読の形になった。
<質問事項>
・待つ・・・どれだけ待つか書いていない。3分と書いてある実践もある。状況によると考える。
誰も立たない状況には、エアポケットのように立たない状況になったとき、おとなしい子が残ってしまった時、などがある。
文章の読みのこりの量も関係する。(これは私見である。)
ケースバイケースといえる。
・立たないときの指示
原則は「誰もが必ず読む」である。「読まない子がいるとき」の欄の指示も使う。
@「全員起立。先生と一緒に読みましょう。」これが、一番と考える。
B「立っている人だけで指名なし朗読をしましょう。」
わたしのクラスでは、読めるがおとなしい女子が残ることがあった。
こう指示したら、見事に次々と読んだ。すばらしいとほめた。
次回の指名なし朗読では、自分から立って読むようになった。
読む機会をつくり、「ほめる」が大切である。

(3)近藤
・道徳「お元気ですか」は誰の言葉でしょう。−300年前の貝原
益軒の気は今に生きて
・世界一短い詩−17文字の世界を知ろうー「なきがらや秋風かよふ鼻の穴」
・総合−平成14年度の基本形に近づく平成13年度の形づくり
・新学期に行う学習のシステムづくり−黒板は共通のノートだと意識させるシステムづくり
・くしゃくしゃ衣服は、袖だたみを教えるだけで
・こんな粘土で創作を−クリーム粘土とブラック粘土
@貝原益軒の授業は、子供の思考の流れを大事にして組む。必要な資料の選択のしかた。発問の吟味。
A俳句は、修正追試。修正追試の場合は、どこが原実践と違うのか。どういう意図で何を変えて追試したか。修正追試については、3月17日の向山型国語教え方教室でも向山先生からお話があった。今後、修正追試についても自分の考えをきっちり記し、授業をしていくこと。
B「黒板は、・・・」と「くしゃくしゃ衣服は・・・」この2本は持っていこうか迷ったレポート。しかし、使えると言っていただいた。一人一人のチョーク入れをさらに工夫して新学期を迎えるよ
うにしたい。

(4)小林
道徳の授業で「高杉晋作」を扱う。
詳しくはホームページ参照
『高杉晋作』の授業
http://www4.ocn.ne.jp/~yoshirin/shinsaku/shinsaku.html
    (・・・まだ実践前なのでアップしていません・・・)
次の意見が出た。
@ クイズのような発問が目立ち、説明も多い。高杉晋作の偉業を単にエピソードとして伝えるだけではもったいない。 「日本人の気概」を教える授業のはずである。現代の日本と結びつける発問がほしい。幕末の志士と今現在の日本や日本人との接点について考えさせたい。
A 4年生対象の授業なので、どうしても前段(ペリー来航〜吉田松陰)が長くなる。歴史的背景を知らせなければならないからだ。これは難しい。ロスもある。やはり6年生にこそ行いたい授業である。
その他、ダウンロードしたサイトをオフラインで表示する方法についても話題に上った。

(5)大関
「いじめ」の授業、高野先生の追試報告をした。

2 懇親会
 私は参加しなかったが、その後のメールでまたもや2時近くになった模様。話題はもちろん教育。小林先生曰く「サークルの例会はアドレナリンを大量に分泌させる力がある?いくら飲んでも翌日(当日?)にのこらない。あつく語れるからだろう。