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TOSS SANJO 第213回例会
                       2010.7.25(日)  10:00〜12:00  於 サンファーム三条   
      
 (参加) 齋藤、近藤、高野(久)、滝澤、田代                 
 
1 模擬授業
(1)近藤 俳句「赤とんぼ筑波に雲もなかりけり」  評定B4
@二つ同時に問うことをしない。
A他のものがあいまいなまま、色にいくのは唐突である。
B一日のうちのいつかを問い、討論へもっていくとよい。
 赤とんぼ→夕方
 空は?→昼間と子どもたちが考えることができる。自由に討論にもっていくことができる。


(2)齋藤 国語1年「あいうえお」の授業 B4
@ななめの囲みが見づらい。
A3文字の言葉は大人でも難しいので、1つでも見つけたらすごいとほめてあおる。
Bつながった文字であることを明確に指示する。
C五十音図には「ん」は入っていない。
D2行の中から探すときには、よけいな情報を削る。
E話す聞くスキルの一文交代読みは、慣れていないと難しい。
Fほめる。


(3)滝澤 国語6年 俳句「夏河を越すうれしさよ手に草履」A1 B3
@最初の個人読みは「1回」と限定するのではなく,何度でも読ませる。
A1か所区切って読ませたことが,その後に生きていない。
 解釈をして,読みの変化につながるように発問を構成する。
B「夏河を越す」が,越す前か,越している途中か,越した後か。
 ここを取り上げて,解釈の違いを出し合う。
 違うイメージ(解釈)が出た面白さで終わってもよい。
 そして,読みの変化につなげる。(解釈を入れた読みへ)
Cイメージできない言葉がある。
 夏河,草履などは取り上げて扱う。
D「話者は,どこから見ているか」は,ここでは問わない。
 「夏河を越す」の解釈で進める。
E絵に描かせるのは面白い。


(4)田代 IKAROS A2 B2
@もっと開発エピソードに迫る必要がある。
Aその上で組み立てを考える。