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ながさくらべ

田代勝巳(TOSS SANJO)

1年生の算数「ながさくらべ」を3時間で授業する。鉛筆比べは、岸義文氏の実践(インターネットランドNo1121159)の追試である。フラッシュのサイトは齋藤浩康氏のサイト(インターネットランドNo1121142)、吉田一成氏のサイト(インターネットランドNo1121154)を使わせていただいた。(教科書は学校図書)

第1時

発問 これは先生の鉛筆です。(見せたらポケットにしまう)これは先生の赤鉛筆です。(見せたらまたポケットにしまう)どちらが長いですか。

 「鉛筆だ」「赤鉛筆だ」と言う声が聞こえる。そのうち、「もう1回見せて」という声がしたら、もう一度同じようにして見せる。
 「なんでかくすの」「両方見せて」と言ってきたら、じらしながら両方の鉛筆を深く握ったまま見せる。
 「わかんないよ」「全部見せて」と言ってきたら、やはりじらしながら、両方を見せる。ただし、鉛筆の端はずらして見せる。
 「そうじゃないよ」「そろえて」と、だんだん興奮気味になってくる。
 子どもたちの様子を見ながら、平らなところの上に鉛筆と赤鉛筆をおいて、長さを比べる。

発問 どちらが長いですか。

 確認する。

指示 自分の筆入れから一番長い鉛筆をだしなさい。

指示 お隣さんと、鉛筆の長さ比べをします。どちらが長いか比べてごらんなさい。

 長かった人に挙手させ、どちらが長かったか確認する。
 子どもどうしでもめているときは、教師が判断する。

指示 班の中で一番長い鉛筆はどれですか。勝った人どうしで、比べてごらん。

 一番長いのはどれだったか確認する。

指示 鉛筆長さ比べトーナメントをします。

 黒板にトーナメント表を書く。
 「最初は1班対2班です」というように教師主導で、注目を集めながら進めていく。
 準決勝、決勝とだんだんともりあげていくように進める。

発問 鉛筆の長さを比べるときは、どうすればいいんですか。

 そろえる。

発問 先生問題です。どちらが長いのですか。

吉田一成氏のサイト(インターネットランドNo1121154)を提示する。

つづけて齋藤浩康氏のサイト(インターネットランドNo1121142)を提示する。
ただし、はがきがでてきたところで止め、実際に子どもに考えさせてみる。

発問 はがきのたてと横は、どうやって比べたらいいでしょうか。

 はがきを拡大したものを用意し、考えさせる。
(はがきのたては青マジックで、横は赤マジックで色分けしておく。)
 いろいろな考えが出されるが、よい考え方は驚いたり、ほめたりして認めていく。
 折って比べる方法を採り上げ、確認する。
(子どもに実際に配ってやってみてもよい)
  斉藤氏のサイトで確かめる。

指示 教科書62ページ。8ながさくらべ。どうしたらながさくらべができるのでしょうか。

発問 @鉛筆はどうやって比べるんですか。
    Aひもは
    Bはがきは、

発問 ではC絵本のたてと横はどちらが長いのか、どうやって比べたらいいでしょうか。

「ページを折る」
「定規を使う」
「セロテープで調べる」
これもいろいろな考えがでるが、驚いたりほめたりして認めていく。

「テープで調べる」方法を取り上げ、その子に手伝ってもらいながら、紙テープで長さをはかり切る。
たては青い紙テープ、横は赤い紙テープを使う。

発問 (2つの紙テープをもって)長いのは、どちらですか。

 (紙テープがまるまったままなので)「わかんない」「のばさないとだめだよ」などと言い出す。
子どもの言ってくることをもとに、最後は黒板に「のばして」片方を「そろえて」はり、長さを確認する。

計算スキル14をして、終わる。

第2時
教科書63ページをみて、何をするか確認する。
各班に3mほどの紙テープをわたし、いろいろなものの長さを測ってみる。
子どもがやる前に、教師が実際にやる。(端と端をあわせて切る。切ったら何の長さか紙テープに書いておく)
最初に測ったテープを黒板にはっておき、あとで長さ比べをする。

発問 紙テープで長さを比べることができました。(黒板に横長の長方形をかく)でも、紙テープがなかったとします。
このたてと横、どちらが長いのか、どうやって比べたらいいですか。

子どもの意見をほめながら聞く。
(いろいろなアイデアをだすものである)

指示 教科書64ページ。□3番。どちらがながいでしょうか。@つくえのたてとよこ

発問 男の子はどうやって比べているんですか。

えんぴつを使っている

発問 そうか!えんぴつでも、長さが比べられるんだね。じゃあ、先生やってみるよ。その前にみんなに聞いてみます。たての方が長いと思う人?横の方が長いと思う人?

「先生はたての方が長いと思うな」そう言って、たては鉛筆の幅を重ねながらはかり、横は間隔をあけながらはかる。
子どもが「ちがう、ちがう」と言い出すので、それを受けながら正しいはかり方で測っていく。

発問 Aペンとえんぴつがあります。どちらが長いのですか?

発問 これはどうやって比べたらいいのですか。

升目をはかるという意見をとりあげ、教科書の拡大コピーあるいはスマートノートブックでますの数をかぞえながら確かめる。
念のために、升目の問題を提示(拡大コピー)し、升目を数えて答えを確認する。
「〜は、ますが○つ分です」と唱えさせる。

計算すスキル15をして終わる。

第3時
 テストと難問をする。



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