今回は上学年と下学年に別れての対戦となります。
ランダムに戦って、1位〜3位まで決定します。
(従来の以下のルールは県大会で行います)
1 1対1を原則とする。
2 各色20人までの参加者で、4人1ブロックを原則とする。
3 途中の勝ち負けに関わらず、予選として全員ブロックで総当たり戦を行う。
4 各ブロックで順位を出す。同率の場合、総計枚数で勝者が決まる。
5 4で勝負が決まらない場合は直接対決の結果をもとに決める。
6 次の札が読まれたら前の札をとってはいけない。
7 1試合5分で終了させる。
8 予選が終了したら、審判は決勝進出者が誰かを伝える。
9 決勝戦は各ブロックの1位同士で総当り戦を行う。
10 途中の札移動は、行わない。
<試合進行>
1 読み手が「あいさつをしましょう」と言ったら、「よろしくお願いします」とあいさつをする。
2 審判が札を切り、2つに分ける。
3
両者は自分の10枚を、横5列、縦2段に置く。自分の札は自分の方に向け、お互いに札の頭をつけるようにする。並べ終えたら読み手の指示があるまで待っている。
4 読み手が「1分間札を覚えてください」、と言ったら札の位置を覚えるために1分ほどの時間 が与えられる。このとき、自札・相手の札を裏返して見ることができる。ただし場所の移動はできない。
5 読み手が「始めます」と言ったら、序歌を読む。 序歌は、次のものにする。
「ご用意よければ 空札一枚 東海の小島の磯の白砂に 我泣き濡れて蟹と戯る」
6 読み手は上の句と下の句を1回ずつ読む。
7 札を取るときには「ハイ」と声を出す。
取った札は自分の手元に置いておく。(左右は問わない。)
8 両者の手が同時に札に触れた時には、ジャンケンで素早く決める。
手が上下に重なったときは、下に手がある者が早い。
9 次の札を読み始めたら、自分の手のひらを自分の体のどこか(普通は膝か腿)につけておく。手をかざしながら札を探してはいけない。
10 相手が自由に札を取れない行動をした場合、妨害行為とみなす。
例:手を目の前で隠すように動かす、体を覆いかぶらせるなど。
例:相手が不快に思う言動。
11 10の行為をした場合は、1回目で注意(「次はしてはいけませんよ。」)、2回目で1回休み。3回目で失格とする。
12 間違えた札に触れたら「お手つき」となる。お手つきした場合には、自分の取った札から1枚、場に出さなければならない。場に出した札は、取った札と区別するため、裏返しておく。
13 札は、1度しかさわれない。
☆持ち札が無いときにお手つきが発生した場合は、1回休みとして次の札は取ることができない。
・自分の前の10枚でも相手の前の10枚でも、どこの札であっても同じようにお手つきとする。
・2人の間に「場」を作る。お手つきの札はそこに重ねて置いておく。
・「場」の札は、次の札を取った人が1枚だけもらえる。
・「場」に2枚以上あった場合には、その次の札を取った人も1枚もらえることになる。
・試合終了後に、「場」に札が置かれていることもあり得る。
・勝負は、自分が取った札の枚数の多さで決まる。多い方が勝ち。
・読み手(教師)は、17枚を読んだ時点で読みを終える。
(注意)1つの読みに対して2枚以上の札に触れた場合
@最初に正しい札に触れ、その後間違った札に触れた場合
→ 最初に触った札は正しいので自分のものになるが、その後触れた札は、お手つきとなるので、お手つき札を出す。
A最初に間違った札に触れ、その後正しい札に触れた場合。
→ 札に触れることができるのは1度だけなので、2度目の札がたとえ正しかったとしてもお手つき2回とみなす。よって、場に2枚お手つき札をだす。
Bお手つきを数回して、その分だけのお手つき札が手持ちにない場合。
→1回休みとする。2枚出せなかったとしても2回休みとしたりはしない。休みは1回までとする。
14 17枚を読み上げた時点で、多くの札を取っていた方が勝ちとなる。
同数の場合は、「勝敗を決める1枚」として、18枚目を読み上げる。この札を取った方が勝ち または、この札の読みのときにお手つきをした子の負けとする。ただし、試合そのものは、17枚目を読み上げたところで終了しているのだから、この「勝敗を決める1枚」は、取っても、自分の持ち札にプラスしてカウントすることはしない。
※決勝リーグにあがる子を決めるときに、同数勝の場合は、取った札の数を参考にすることはあるが、このときにはあくまで「17枚のうちの何枚を取れたか」という数を元に計算する。
枚数も同数の場合はじゃんけんで決める。
15 全ての試合で勝負がついたら、読み手が「終わります。」と言い、あいさつをして試合終了。
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